よくある質問・Q&A

知っておくとためになる知識や、お客様から多くよせられるご質問について、Q&A形式でまとめました。どうぞお楽しみください!
また、このコーナーで取り上げてほしい話題やご質問について、お問い合わせページで受け付けております。 どんどんお寄せください!

 

Q&A インデックス

「ぼんち」の社名の由来をおしえてください

昭和35年春、創業者竹馬は当時大阪では珍しい揚げせんべいとして「揚小丸」という商品を発売しました。この「揚小丸」をさらに改良を重ね関西風の、飽きのこない味付けに成功し、新しいネーミングを考え一層の拡売に進もうとして名付けたのが「ぼんち揚」です。この「ぼんち揚」と名前は、昭和38年ごろ、大阪の生んだ作家、山崎豊子の『大阪もの』第三作である『ぼんち』のあとがきの中に【根性がすわり、地に足がついたスケールの大きな『ぼんぼん』例え放蕩を重ねても、ぴしりと帳尻のあった遊び方をする男が『ぼんち』である。】とあるのを読んだ創業者竹馬が大阪で生まれた揚げせんべいであることから「ぼんち揚」と命名しようとひらめいたことがきっかけです。こうして生まれた「ぼんち揚」は多くのお客様に喜ばれ、昭和44年の東京への進出にあわせ、社名を「ぼんち揚」からぼんちあられ株式会社としたことが現在の社名の基となっています。

あられ、おせんべいは何から作るの?

お米からです。あられは、《もち米》、おせんべいは、《うるち米》を主原料としています。あられ、おせんべいを総称して、《米菓》といいます。
また、もち米を原料に焼いたものを《あられ、おかき》、揚げたものを《揚げあられ》、うるち米を原料に焼いたものを《おせんべい・塩せんべい》、揚げたものを《揚げせんべい》といいます。
詳しくはぼんちの米菓づくりをご覧ください。

米菓はなぜふくれるの?

わかりやすく説明するために、お正月にお餅を焼いているところを思い浮かべてください。お餅を網の上で焼いているとしばらくしてから膨らんでいきます。これは、お餅のなかに含まれる水分が蒸発し膨張するために起こります。米菓もお米から創った生地を焼いたり揚げたりして創りますが、このとき生地の中の水分が蒸発しふくれるのです。これを生地の膨化現象と呼んでいます。

あられ・おせんべいは保存食になりますか?

あられ、おせんべいは、水分が少ない食品のため、保存状態がよければ長期に保存でき、非常食として利用できます。京都の今邑家には160年前のあられの生地が保存されています。

『綱揚あられ』のはじまりは?

戦後の原料のお米が手に入りにくい当時、『でん粉あられ』と称した小麦粉を使用したあられに似た商品が発売されました。このでん粉あられの生地を細長く短冊形に創り、斜めに筋をつけ、油で揚げ塩をつけた商品が、現在も発売している『綱揚あられ』です。

『ポンスケ』のはじまりは?

戦後、お砂糖にお醤油を加えた甘辛味のキャンディーがよく売れていました。 それをヒントにして『綱揚あられ』に甘味砂糖をかけた商品を創り、「栄養、要素」という意味で『エレメント』と名付けて発売しました。これが現在の「ポンスケ」の前身の商品です。(写真は昭和50年代はじめの『ポンスケ』のパッケージです)

昭和50年代はじめの『ポンスケ』のパッケージ